NPO法人 文法器普及会について
法人方針
NPO法人文法器普及会は語学を学ぶ者及び指導者に対して、学習時間の短縮を図り、
文法について正確に理解を深めることができる文法教具の普及に関する事業を行い、
学習効率の向上に寄与することを目的とする。
設立趣旨
文法を学ぶ者が教科書を読んで、理解し、使いこなすためには多くの学習時間が必要とされている。
しかし、学習時間を短縮し、文法について正確に理解を深めることができれば、学習者はさらに興味を持つことができる。視覚に訴える教具「文法器」を利用することによって、学習時間の短縮と文法事項の正確な理解を深めることができる。
この教具はすでに高等学校における国語教育、古典の教育で、初級者の学習時間を短縮し、正確な文法知識を定着することができた教具に改良を重ねたものである。
今後、高等学校における国語教育、中学校における国語教育、小学校における国語教育、予備校等の専門学校における教授、日本語教師国家資格取得講座における教授、外国籍の方など日本語を学ぶ者に対する教育、大学における国語科教科指導法の教授、語学に関する各種学校における教育、学習塾における教授、などで利用されれば、教授者にも学習者にも学習時間の負担を軽減することができ、生み出された時間を有効に活用することができる。
そこで、私たちはNPO法人 文法器普及会を設立し、文法器を語学の学習現場及び機関への供与をするとともに文法器を活用した指導法を助言し、文法器の理解を深め、普及を目指し、学習者の学習効率の向上に寄与していきたいと考えています。
NPO法人文法器普及会 設立代表者 森田 博信
ビジュアル世代に向けた、文法教具
高等学校での古文導入時に、多くの生徒は古典文法の仕組みが理解できずにとまどっているようである。
例えば、いつまでたっても『ぬ』の識別ができず、どんなときに「打ち消し」の意味を持ち、どんなときに、「完了」の意味を持つのかもわからず、勘にたよって適当に訳してしまう。「現代語に訳しなさい」と指名すると、自信なさそうに場当たり的に訳して間違える。そんなことの繰り返しが続くうちに理解しようとする意欲も消えてしまい、「文法は苦手」となってしまう。
つまり、助動詞の接続関係を十分、理解していないのである。たしかに、助動詞の活用表の一番下の欄には何形に接続するかは小さな活字で明記されているが、そのことがどんな意味を持つことなのかを理解できず、どうでもいいような小難しいことに違いないと思っているようなのである。
古文を正しく訳すうえで、接続関係の理解が大切であることに気づかせるまでにずいぶんと時間がかかってしまう。
古文の導入段階で、接続が分からず、困惑している生徒は、一人や二人ではないはずである。
週五日制の中で、文法の接続関係を、より、わかりやすく、短い時間に教えるためにはどうすればよいかという問題を解決する方法として、
接続関係を理解しやすくする為の教具の開発をし、さらに普及事業を行うために、NPO法人を設立した次第である。
法人沿革
2012年1月29日 | 設立総会 神奈川県 二宮町生涯学習センターで開催する。 |
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2012年6月18日 | 神奈川県 特定非営利法人の 認証を得る。 |
2012年6月26日 | NPO法人の登記を完了する。 |
普及事業の支援に関する銀行情報
ゆうちょ銀行 | |
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店番: | 028 |
預金種別: | 普通預金 |
口座番号: | 5305070 |
口座名: | NPO法人文法器普及会 |